誤嚥性肺炎について執筆した記事が「KANAGAWA看護だより」に掲載されました
2025.05.15
神奈川県看護協会が発刊している
「KANAGAWA看護だより」に記事を掲載させていただきました🌸
テーマは、誤嚥性肺炎です。
誤嚥性肺炎は、
食べ物や飲み物、唾液などが食道ではなく気道に入ることによって引き起こされる肺炎と言われています。
飲み込みの機能やむせ込む反射が弱くなると起こりやすくなります。
誤嚥性肺炎を少しでも予防し、安全に食事を食べるためのポイントを載せさせていただきました🌸
1.食事に集中する
普段、無意識に行われる嚥下を「意識」することで、嚥下の運動を確実にし、誤嚥の防止に役立つと考えられています。
2. 同じものばかりじゃなくてご飯・おかず・汁物を順番に食べる
米飯やおかずなどの「固形物」とお茶やとろみ水などの「流動物」を交互に食べることで、口や咽頭に残った食べ物を食道に流すことができます。
3. 姿勢をよくして食べる
安全な姿勢は、座位の場合、椅子に深くを掛け、足の裏面を床につけます。少し前傾姿勢を取り、頭部を軽く前屈(あごを軽く引く)する姿勢です。体が傾かないようクッションなどで調整すると良いです。
飲み込みの機能が重度に障害されている場合は、座位よりもベッドやリクライニング車いすに変更すると安全です。体幹に角度をつけることで、食べ物が気道に入りにくくなります。(体幹角度は、患者さんの状態によって設定します。)
ご興味のある方は、添付の記事を見てみて下さい🌸
https://www.kana-kango.or.jp/uploads/media/2025/04/20250416140034.pdf
嚥下外来もありがたいことに、ご来院、ご予約をいただいております😊🌸
少しでも安全に美味しく食べられることをサポートさせていただけましたら幸いです🌸